ぬいぬいにゃんこです。
ブログにお越しいただきありがとうございます。
実は今、ペットを飼っている人の間で「うちの子ノート」を書くのが広まっています。
ペットの情報を1冊のノートにまとめておき、万が一の時に備えるものです。
私も愛猫のために書きました。
そこで今回は、うちの子ノートがどういうときに役にたつのか、書いておく内容などを紹介します。
うちの子ノートとは?
一言で言うと「ペットに関する連絡帳」です。
ペットの写真や名前、飼い主の名前や連絡先はもちろん、かかりつけの動物病院の情報や普段のフード・おやつの銘柄や好きなおもちゃなどペットに関することを記載します。
万が一自分が飼えなくなった時、後を託す方にペットの情報を伝えるためのツールになります。
うちの子ノートを見ればワンちゃん・ネコちゃんの性格や病歴、今までどんな暮らしをしてきたかがわかります。なので引き受ける側もその後のお世話がしやすいというメリットがあります。
フードが変わると全く食べてくれない子もいますからね。

特に重要なのが不妊手術の有無。
男の子なら外からでもわかりますが、女の子は不妊手術の有無がはっきりしないとまたお腹を開けられちゃいます。
うちの子ノートは「ペット版エンディングノート」です。
人間が自分の万が一に備えてエンディングノートを残すように、愛するペットのためにうちの子ノートを残しましょう!
うちの子ノートの作り方
では、実際にうちの子ノートを作っていきましょう。
まずはノートを1冊用意しましょう。
手持ちの使っていないノートでもいいですし、市販されている「うちの子ノート」用ノートでもどちらでもOKです。
始めて書く方は専用ノートの方が楽に書けると思います。うちの子ノート専用のものはあらかじめ記入欄が印刷されているので、欄を埋めていくだけで完成します。

人間用のエンディングノートにペットのことも書くことができるものがあります。
それを使うと飼い主・ペット両方のことを1冊にまとめられますよ♪
うちの子ノートはダイソーでも買える
私は今回ダイソーで売られていたうちの子ノートを使いました。
このノートに書き込むことは以下の事柄です。
- ペットの写真
- ペットの名前と生年月日
- 性格
- 飼い主の名前と連絡先
- かかりつけの動物病院の名前と連絡先
- 普段上げているフードやおやつの銘柄と量
- 好きな(嫌いな)おもちゃや遊び
- ワクチン接種歴(分かればワクチンの種類も)
- 通院歴
- 不妊手術の有無
- マイクロチップの有無
- ペット保険の情報
- 万が一飼えなくなったときの引受先の情報 など
記入欄が印刷されているのでそれに沿って書き込んでいき、30分ほどで一通り書き込み完了。
記入欄はありませんが、一応猫エイズと白血病のウイルスチェックの結果も書いておきました。

現在猫のウイルスチェックは飼い主の義務になりつつあります。
ウイルス陽性の子と陰性の子とでお部屋を分けないといけないからです。
1万円ぐらいかかりますが、猫のために受けておくことをオススメします。
ワンちゃんの場合は狂犬病の注射の有無や鑑札の情報を書いておくといいかもしれません。(私は犬飼ったことないので犬のことは詳しくありません…)
ワクチンや保険のことを書くのに証明書や証券を引っ張り出したので「愛猫関係のことはこのノートに全部まとめておこう」と思い、裏表紙にワクチン接種証明書やペット保険の証券もクリップで挟んでとめました。
万が一の際はこのノート1冊でうちの猫のことが丸わかり(^ω^)
書店でうちの子ノート専用のものを買うと1000円ぐらいしますから、100均で買えるのはありがたいです。
うちの子ノートを書くハードルがグンっと下がります。
うちの子ノート以外は人間用ですが、うちの子ノートと一緒に書いておくと万が一への備えは万全ですね(о´∀`о)

私も「じぶんノート」を購入し、記入してうちの子ノートと一緒に保管しています。
手持ちのノートで作られる場合の書き方
手持ちの普通のノートでうちの子ノートを作られる場合は、ご自身で項目を作って書いていきます。
記載する内容は、専用ノートに準じます。
- ペットの名前と生年月日
- 性格
- 飼い主の名前と連絡先
- かかりつけの動物病院の名前と連絡先
- 普段上げているフードやおやつの銘柄と量
- 好きなおもちゃや遊び
- ワクチン接種歴(わかればワクチンの種類も)
- 通院歴
- 不妊手術の有無
- (犬の場合)狂犬病注射・鑑札の情報
- (猫の場合)エイズ・白血病ウイルスチェックの有無と結果
- マイクロチップの有無
- ペット保険の情報
- 万が一飼えなくなったときの引受先の情報 など
ペットのことが伝わればいいので、メモ書き程度でも構いません。
あまり肩肘張らずに書きましょう♪
うちの子ノートを作ったら、後を託す人にきちんとお願いしましょう
うちの子ノートを作ったら、万が一の時にペットを引き受けてくれる方にきちんと話をして了承を得ましょう。
なぜかというと、「そんな話聞いてない」と断られるケースが多々あるからです。
- 「自分が死んだら家族が面倒を見てくれるだろう」
- 「万が一の時は〇〇さんに頼むつもり」
- 「いざとなったら保護団体がひきとってくれるだろう」
という「だろう」「つもり」の方が非常に多いんです!
話を聞いていない家族や知人は「そんなこと聞いていないし、(環境やお金の問題で)うちじゃ飼えない」と困惑します。
多くの保護団体は今保護している犬猫で手一杯ですし、万が一の際の引き受けをしているところでも事前の申し込みや相談が必要なところがほとんどです。
こうして行き場を失ったペットは保健所に連れ込まれたり、捨てられたりします。
なのでお願いしたい人に事前に話をして了承を得ておくことがとっても大事なのです。
同時に遺言書を書いたり、ペット信託契約もしておくと万全です。

私もうちの子ノートを作った後、遺言書を書いて法務局に預けました。
同時に、知り合いの保護猫団体さんに万が一の際のサポート制度があるのでそれに申し込みました。
このことは家族にも伝えてありますし、うちの子ノートとじぶんノートにも書いてます。
万が一の際にペットを託す人がいないという方は、これを機に託せる方を探してみてはいかがでしょうか。
愛するペットが露頭に迷うか迷わないかは、飼い主であるあなたの準備にかかっています。
万が一に備えるのは飼い主の責務。
今回はうちの子ノートについてまとめました。
今回の記事をご覧いただいて、万が一の時に備える飼い主さんが増えることを願っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました(=^x^=)
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