ぬいぬいにゃんこです。ブログにお越しいただきありがとうございます。
ポンチはきれいに穴をあけるための道具。
とっても便利なポンチをひとつ、買い足しました。
野中製作所のスクリューポンチ
今回購入したのは、野中製作所のスクリューポンチ。
スクリューポンチは、レザークラフトやペーパークラフトに使われることが多いのですが、洋裁でも大活躍します。
正確な合印付けのための穴あけ
型紙には「合印(あいじるし」があります。裁断の時に合印も生地に写します。
合印は縫うときの大事なガイド。合印がずれていると、縫いにくいしキレイな仕上がりになりません。
生地端の合印ならハサミの先でちょっと切ります。
ポケット付け位置やダーツ止まりなどは生地の中頃にあるため、ハサミでのしるし付けができません。
そこで、型紙に小さな穴を開けてそこからチャコペンでしるし付けします。
その穴を開けるのにスクリューポンチを使うパタンナーさんやサンプル縫製士さんも多いようです。
私は以前は目打ちで穴を開けてました。
別に目打ちでも事足りるんですが、目打ちだと力を入れすぎて穴が大きくなったり、穴の回りまで破れてしまうんですよね。
とある縫製系YouTuberさんがスクリューポンチで合印用の穴を開けているのを見て、「これは使い勝手良さそう!」と購入しました。
一般的なポンチとスクリューポンチ、どこが違う?
一般的な穴あけポンチは、刃を紙や皮に押し当て、ポンチのお尻側を木槌やゴムハンマーで叩きます。
ガンガン叩かないと穴が開かないので、かなりの音が出ます。
夜や朝早い時間に作業するのはちょっと気が引けます。近所迷惑になりかねないので。
スクリューポンチだと、目打ちで印をつける要領で穴が開けられます。
上から押し付けるだけで「スコッ」と穴が開きます。
音が出ないので、深夜でも早朝でも穴あけ放題です(笑)
スクリューポンチだと保管も省スペース
スクリューポンチの刃は替刃式です。本体1つあれば、刃を変えることで穴の大きさを変えることができます。
本体の長さは15cm程、替刃も3cm程なので替刃をフルで揃えてもペンケースで保管できます。
一般的なポンチだと、穴の大きさごとにポンチが1本ずつありますから、フルで揃えると結構場所を取ります。しかも重いし。
木槌不要、力もいらない、使う時間を選ばない、キレイに穴が開く。
スクリューポンチを使うと、もう普通のポンチには戻れません。
少し値段は張りますが、これは値段以上の仕事をしてくれます。
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