ぬいぬいにゃんこです。
ブログにお越しいただきありがとうございます。
ペットを家族に迎える前に、飼い主さんが知っておかないといけないことはたくさんあります。動物の体の仕組み、しつけや世話の仕方、法律etc…
「ペットオーナー検定」ならそれらが一気に学べるとのこと。
猫と暮らして20年以上経つ私の経験と知識が正しいのかどうかの確認も兼ねて受検してみました。
ペットオーナー検定は今からワンちゃんネコちゃんを迎えようとしている方にも、すでに飼っている方にもおすすめの検定でしたのでご紹介します(о´∀`о)
ペットオーナー検定とは?
概要
ペットオーナー検定は、公益社団法人日本愛玩動物協会が運営する検定試験です。
ペットオーナー検定の対象となる動物は犬と猫です。
これから犬・猫を飼いたいと思っている方やすでに飼ってる方なら知っておきたい正しい知識や大切なことを学ぶための検定です。
学ぶことは体の仕組み、しつけや世話の仕方、法律、人と動物の関わりなど。
ペットオーナー検定のコースは以下の3種類。検定申し込み時に、
- 犬コース
- 猫コース
- 犬猫同時受検コース
から1つを選びます。

犬しか飼っていない人は犬コース、猫しか飼っていない人は猫コース、両方飼っている人は同時受検コースと選べるのが◎!
テキストは犬コース・猫コース共通です。
試験時は犬コースなら犬に関する部分だけ、猫コースなら猫に関する部分だけの問題が出題されます。
申込み方法・受検方法
ペットオーナー検定はオンライン試験です。
インターネットで申込み、代金を支払うと受検票が(テキスト付きコースだとテキストも)送られてきます。
テキストで勉強したあと、受検票に記載されているIDを使って専用ページにログインし受検します。
試験時間・試験形式
試験時間 | 試験形式 | 試験問題数 | |
犬コース・猫コース | 40分 | 4択 | 45問 |
犬猫同時受検コース | 55分 | 4択 | 60問 |
試験問題は公式テキストの内容に則ったものが出題されます。テキストをよーく読み込んでおけば答えられるものばかりです。
受検料
テキストあり | テキストなし | |
犬コース・猫コース | 5500円 | 3300円 |
犬猫同時受検コース | 7700円 | 5500円 |
(試験時間・試験形式、受験料ともに2021年11月10日現在の情報です)
受験料の支払いはクレジットカードか代引きです。

代引きだと手数料がかかるので、カードを持ってる方はカードで払うのがオススメです。(デビットカードもOKでしたよ)
ちなみにテキストだけの購入もOKです。テキストのみ購入の金額は3300円です。
結果発表
試験終了後すぐに結果が画面に表示されます。
合格者には2週間後ぐらいに合格証が送られてきます。
実際に受検してみたときのお話
ここからは私が実際にペットオーナー検定を受検した時のお話をしていこうと思います。
受検したのは2019年12月です。
メルカリでテキストを調達
実はペットオーナー検定の存在を知ったものの、当初は受検する気がありませんでした。
しかし検定でどんなことを勉強するのか気になったので、とりあえずテキストだけメルカリで調達しました。
900円ぐらいで購入したテキストを一通り読んで内容を把握しました。

内容は…正直言って知っていることがほとんどでした。
今までの飼い方が間違ってなかった証でもありますね(笑)
正直受検するか迷ったのですが、猫を語るためには何か資格をもってた方がいいだろうと思い受検することにしました。
申込み~受検票到達。
受検すると決め公式サイトへGO!
「猫コースのテキストなし」で受検申込みし、クレジットカードで支払いました。
約1週間後、受験票が届きました。
想定外の事態の発生…
受験票に「テキスト新旧対照表」が同封されていたので、メルカリで調達した手持ちのテキストと照らし合わせました。
やけに訂正箇所が多いなーと思ったら、
手持ちのテキストが初版であることが判明しました。
当時(2019年12月)の最新版は第3版。
初版から3版の間に、研究が進んでいたり法改正等で内容が変わっていました。
受験票が来たらすぐ受験できるように受験票到着までの間に何度も読み返していたのですが、結構な量の訂正があったため覚え直しとなりました。トホホ…(=´∀`)

これから受検される方は「テキスト付きコース」で申し込むことをオススメします。
2020年6月に改正動物愛護法が施行されているのと、統計の数字が年々変わるので古いテキストだと勉強しずらいです。
受検
テキストの訂正&覚え直しがあったので、受検票が来て1週間後に受検しました。
自宅でiPadから専用ページにアクセスして、受検票のIDを入力してログイン。
このあたりは受験票や画面の指示に従えば迷うことはないと思います。
今回受検したのは猫コースなので、猫に関する部分のみの出題です。
4択問題で、ラジオボタンをポチポチ押して回答していきます。

試験時間は45分ですが、すでに猫を飼ってる方であれば15~20分ぐらいで回答し終わる問題量でした。
私も20分ぐらいで全部回答し終わり、答えを見直した上で結果を見るボタンを押しました。
結果:合格。後日合格証が届く。
結果は合格。
合格してるとこんな画面になります。

合格は確信していましたが、合格の2文字を見るとやはり安心しますね(^人^)
1週間後、合格証も送られてきました。
私は猫コース合格なので右上に「cat」の文字が入ってます(=^x^=)
ペットオーナー検定合格者は「ペットフレンドリーオーナー」の名称を名乗ることができます。
「フレンドリー」には「ペットに優しい飼い主」とか「ペットと仲良しな飼い主」という想いが込められているそうです。
単なる「溺愛」にならないように気をつけなきゃ…(笑)
受験した感想
今回ペットオーナー検定を受検した感想は、
「しつけや世話の仕方だけではなく、法律の勉強もできるのがこの検定のメリット」だと思いました。
ペットオーナー検定のテキストには動物愛護法(と動物愛護法施行規則)の内容が詳しく載っていますし、試験問題にも出ます。
動物愛護法の名前は知ってても内容はよくわからない(虐待や遺棄は犯罪、ぐらいしか知らないよ)という方が多いのではないでしょうか。
実は動物愛護法には動物がらみの犯罪に対する刑罰のほか、飼い主の果たすべき責務や自治体・動物愛護管理センターの行う業務などが事細かに記載されています。

私も動物愛護法は名前は知ってても、内容まではよくわかっていませんでした(虐待・遺棄は犯罪ということぐらいしか知らなかったレベル)。改めて勉強して、終生飼育の責務やネグレクトの定義が明文化されていることを知りました。
近年アニマルウェルフェア(動物福祉)への関心が高まり、動物愛護法も動物の命や権利を守る方向に改正されています。2019年に虐待や遺棄の罰則の上限が引き上げられたのは記憶に新しいかと思います。
本屋さんで買える犬(猫)の飼い方本には、動物愛護法の詳しい解説が載っていないものが多い気がします。ペットオーナー検定は法律面も勉強したいと考えている方にはぴったりな検定だと思います。
まとめ
今回はペットオーナー検定についてご紹介しました。
ペットを飼うための正しい知識がぎゅっと詰まったペットオーナー検定。
知ってて損する情報はないのでご興味が湧きましたらぜひ受検してみてください。

私はペットオーナー検定に合格した後、もっと動物について勉強したくなったので同協会が開講している「愛玩動物飼養管理士」の受講を検討中です。
モラルとルールを守ってペットと楽しく暮らしましょう♪
ペットオーナー検定へはコチラから→ペットオーナー検定(公式サイトへ飛びます)
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
御参考になれば幸いです。
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