こんにちは、あるいはこんばんわ。ぬいぬいにゃんこです。
自宅の周りをウロウロしている野良猫さん。最近子猫を連れて現れるようになりました。
ご近所さんの倉庫で出産してたようです( ;∀;)
不妊手術しないとまた子猫生まれちゃいますので、この野良猫さんにはさくら猫になってもらうことにしました。
と同時に猫の手術代の補助についても調べましたので、ここにまとめておきます。
野良猫さんへの手術をお考えの方のお役に立てれば、と思います。
①住んでいる町の補助制度は地域猫団体が対象だった
最近は手術の補助金を出す行政が増えてきました。
なので、まずは住んでいる町に補助制度がないか見てみました。
住んでいる町にも補助金制度はありました。
が、対象となる人は「地域猫活動をしている2人以上の個人or団体」。しかも、地域猫活動をしているという届出を町にする必要があるとのこと。
単に野良猫さんに手術を受けさせたい、というだけでは補助がおりないようでした。
ということで町の補助制度は諦めました(>人<;)
②どうぶつ基金のさくらねこ不妊手術はあっという間に枠が埋まる
動物愛護団体さんも手術代の補助を行っています。
なかでも有名なのが公益財団法人どうぶつ基金さん。
日本各地の猫島に獣医さんを派遣して島中の猫に一斉手術をしたり、各地にどうぶつ基金病院という拠点を作って不妊手術を行っています。
どうぶつ基金さんでは「さくらねこ不妊手術チケット」を配布していて、このチケットがあれば全国の協力病院で無料で手術を受けさせることができます。
チケットには行政枠、団体枠、一般枠と区分があり、それぞれ配布枚数に上限があります。
団体枠、一般枠は申込開始と同時に枠が埋まってしまうことが多いと聞きました。
多頭飼育崩壊からレスキューした猫の手術に活用されることも多いどうぶつ基金さんのチケット。
団体枠が埋まっていて、行政枠でチケットを分けてもらったというお話もよく聞きます。
そこに一般人が入り込んでいいものか?やはり緊急性の高い現場で活動されている方にお譲りした方がいいのでは?
と思い、申し込みませんでした。
③手術代が安い病院を探す
TNRや地域猫の認知度が上がり、不妊手術専門の動物病院も増えてきました。
TNRや地域猫活動を支援したいという獣医さんのご厚意により、一般の動物病院より料金が安いです。
私の自宅付近には隣の市に一軒、不妊手術専門の病院があります。
ここの病院だとオスで6000円、メスで10000円ほどでした。うちの猫のかかりつけの病院だとオス15000円、メス25000円ぐらいですから、かなり安いです。
行きつけの猫カフェさんも不妊手術はここでお願いしているそうで、安心。
保護団体さんやボランティアさん御用達の病院のようで予約がかなり取りにくいとのことでしたが、お金を工面したらこの病院に手術をお願いしようと決めました。
…と思ったんですが、今回この野良猫さんたちは、ご近所さんが手術してくださることになりました。
ご近所さんもこれ以上子猫が生まれると困ると思っていたようで保護団体さんに相談し、子猫は保護団体さんが保護、成猫は手術することになりました。
今回はご近所さんのご厚意に感謝することにしました。
手術が済めば、もうお腹が膨らんでないかヒヤヒヤしなくて済む…はず。
でも新しい野良猫さんが来た時のために手術費用貯めておこうかしら、と思いました。
あすなろ猫事業
ご近所さんが県の獣医師会の補助制度を使うから、飼い猫ではない証明の署名をしてほしいと申請書を持って来られまして、申請書にサインしました。
あとで調べたら、福岡県獣医師会では「あすなろ猫事業」という、飼い主のいない猫への不妊手術代の補助を行なっているとのことでした。

獣医師会が指定する病院で、オス5000円メス10000円の自己負担で手術を受けさせることができます。
こちらは条件を満たせは個人で野良猫に手術させたい時でも申請OKとのことです。
年に2会抽選が行われ、当選したら補助が受けられます。
まとめ
個人で野良猫さんへTNRしたいときは、
・個人でも申請OKな補助金を探す
・TNRや地域猫活動に協力的な病院(不妊手術専門の病院)を探す
この2つが現実的なのかな、と思います。
保護団体さんや地域猫団体さんに相談するのもいいと思いますが、丸投げするのはダメです。
「どうにかしてくれ」ではなく、「どうにかしたいから一緒に動いていただけませんか」とお願いしてみましょう。
猫はあっという間に増えます。未手術の猫を見かけたら、早めに手術して増えるのを防ぎましょう。


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