裁断は1番気を使う工程。

手芸

洋裁で1番神経を使う工程が「裁断」。
裁断がテキトーだと、縫うときも大変です。出来上がった洋服の仕上がりにも影響します。

なにより、裁断ミスしちゃうともう取り返しがつきません。
自分の洋服を作ってるときなら「あーあ…」で済みますが、他人様の洋服でしたら弁償です…

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地の目を通さないと、出来上がりの形が崩れる

生地には「地の目」というものがあります。

生地は大きく分けると、

・織って作られているもの(布帛:“ふはく”と読みます)
・編んで作られているもの(ニット生地)

があります。

生地の製造過程で、どうしても織り目や編み目に片寄りが出ます。
この片寄りを直さずに裁断して洋服を作ると、シルエットが崩れます。

この片寄りを直す作業のことを「地の目直し」と呼び、生地の素材や作られ方にあった方法で行います。
生地を水に1〜2時間浸けて干し、半乾きの時にアイロンをかけて整える方法が一般的です。

(大量生産の工場では、地の目直しを省くことが多いです。工場では何百メートルもの生地を使います。それだけの量の生地の目を整えてる時間がないので…。なので既製服は洗濯したらヨレたり縮んだりしがちです。)

裁断の時も、生地の縦横の目と型紙の地の目線を合わせて置きます。
これを「地の目を通す」と呼びます。

地の目直しをしてからでないと、地の目を通すことはできません。
大元がよがんでいるのに、そこにまっすぐの線を通すのは無理です(笑)

合印のつけ忘れは縫製時の効率を下げる

綺麗に縫うために必要不可欠な「合印」。
これは裁断時につけて置きます。ハサミで切り込みを入れたり、目打ちで穴を開けたり、しつけ糸をつけたり。

合印は裁断時につけておかないと、縫う時にめちゃくちゃ困ります。
合印がわからないために、型紙を置き直して印をつける時間が必要となります。

裁断済みの生地と型紙をピッタリ合わせるのは意外と難しく,印がズレます。
印がズレるということは、生地の合わせ位置がズレるということ。ということは、仕上がりにも響きます。

裁断直後なら、生地と型紙のズレが少ないです。この時が合印をつけるには最適なのです。

裁断時の便利アイテム

ここからは裁断時に使うアイテムを少し紹介します。

オルファのカッターは洋裁でも大活躍!ロータリーカッターとアートナイフは必需品。
ぬいぬいにゃんこです。 ブログにお越しいただきありがとうございます。 カッターといえば「オルファ」ですよね。 その社名の由来が「折る刃」であることで有名な会社ですが、そのオルファのカッターは洋裁でも大活躍しています...

私はロータリーカッター派です。裁ちばさみだと、はさみの刃の分どうしても型紙との間に隙間ができてしまんですよね。
オルファのロータリーカッターを使ってます。

合印は、オルファのアートナイフプロの平刃でグサッと刺してます。輪の中心は糸切りばさみでチョキン。
ダーツ止まりやボタンつけ位置は目打ちです。
端がボロボロほつれてくる生地や、毛足が長くて目打ちの穴が分かりずらい生地はチャコペンです。

洋裁は「裁断・芯貼りが6割、縫製3割、仕上げ1割」といわれることがあります。
下準備に時間がかかるという意味でもあるし、下準備をしっかりしていれば後が楽という意味でもあります。
裁断の時は裁断ミスだけでなく、地の目や合印も気にしてあげてくださいね。

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