殺処分は人も動物も苦しむ。新聞記事とセンター見学で思ったこと

猫とともに生きる
コロナ禍でペットを飼う人が増えている。人と会うことが制限される息苦しさをペットは優しく癒やす。その陰で、全国で数万...

2021/10/15の朝刊に、犬猫の殺処分についての記事がありました。

センターで殺処分を担当する職員さんのお話も載っています。
「仕事だから」と感情を無にして処分に当たるうちに心を病んだそうです。

そりゃ病みますよね…
動物は何も悪くないんですもの。
病まない人はいないと思います。

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わんにゃん桜学校座談会

あにまるぽーと(福岡市東部動物愛護センター)で3月末に行われた「わんにゃん桜学校」での座談会で、実際に殺処分業務をされていた職員さんのお話を伺うことができました。

あにまるぽーとの殺処分機はもう15年位使われていないそうですが、昔は毎日毎日稼働していたとのことです。

改正前の動物愛護法では、「センターは犬猫の引き取りを求められたら引き取らなければならない」とされていたので、常に犬舎が埋まってたそうです。
(今は正当な理由のない引き取り依頼はセンター側が拒否できますし、依頼があってもすぐには引き取りません。)

犬舎を空けるため、収容期限が切れた犬猫は処分せざるを得ない状態。

収容期限の切れた犬猫は処分機の前の通路に落とされ、奥から動いてくる扉に押されて処分機の中へ落とされます。

職員さんはその様子を一部始終見ていなければいけない決まりになっているそうです。

しかし、動物たちが処分機へ追いたてられている様子を見ていられる人は誰もおらず、スイッチを押したら部屋の外に出て、扉が止まる音を聞いて処分機の操作盤の前に戻っていたそうです。

私も見ていられないと思います。
仕事だから、といっても割り切れず辞めてしまうでしょう。

現在のあにまるぽーとでの殺処分は、子猫を除き獣医さんによる注射で行われています。

「一番辛いのは獣医師。6年大学に通って、国家試験に合格して就職したところの仕事は動物を殺すこと。動物を助けるために獣医になったのに…」
とセンターの職員さんがおっしゃっておられました。

その言葉に、何年か前にテレビのインタビューでセンター勤務の獣医さんが、「動物を殺すために獣医になったわけではない」と言っておられたのを思い出しました。

理由のない殺処分はなくすべき

殺処分は必要悪、という意見もあります。

病気やケガで長くは生きられない動物を安楽死させるのは、動物の福祉の観点から見てアリだと思います。

しかし、行き場を失った動物の居場所がないからと殺処分するのは人間の都合でしかありません。

そもそも、その動物が行き場を失ったのも人間の都合です。世話をする人がいない、世話をするお金がない、引っ越し先がペットNG…

終生飼育するのは当たり前ですが、何が起こるかわからないのが人生。飼い主さんは万が一に備える必要が高まっています。

殺処分は、人も動物も不幸にします。
やはり、理由のない殺処分はなくすべきだと思った座談会でした。

座談会の様子はYouTubeでご覧いただけます。

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あにまるぽーとを見学してきました!
福岡市東部動物愛護管理センター、通称あにまるぽーと。 福岡市東区蒲田の、小高い丘の上にあります。 ここの施設見学ができるとのことで、行ってきました! 毎月2.4水曜日とイベント時に施設見学OK あにまるぽーとは、毎月第2...

 

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